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お疲れ様です。如何でしたでしょうか。
ここまで読まれ、また実際に実行された方はもうSEO対策の何たるかが判って来た方だと思います。このサイト内に書いた事項を実行されたなら、SEO対策の基本部分は充分だと思います。(このレベルのSEO対策もまともにやらない「SEO対策業者」が居ることが事実なのです)各自の知識レベルによっては全てとはいかないまでも、今の知識で出来ることをやることが大事です。
SEO対策はアクセスアップの特効薬ではありません。しかし、ご紹介した方法は全て自力、無料で出来るアクセスアップの方法であり、永続的に効くSEO対策なのです。
以下は、SEO対策を更に進めたい方への対策の考え方のヒントです。
実は、SEO対策を行うには対策をする相手=検索エンジンを知る必要があります。検索エンジンはプログラムですので、その検索アルゴリズム(検索結果をどう評価するかという指針のようなもの)が判ればいいのですが勿論、企業秘密です。しかし、検索エンジンの立場に立って考えれば、方向性は見えてくるものです。キーワードだけで埋め尽くされ、何の有益な情報も無いページが検索上位になる方がおかしいでしょう。考え方の基本は、「有益な情報を発信しているページは評価出来るページ」であり、「高い評価を受け、信頼されているページ(例えば最高は国でしょうか)が評価しているページは評価出来る」などです。検索エンジンはいか検索者に検索者が得たい情報を提供するかが使命なのですから。
インターネットはテキスト(言葉=キーワードと文章)の世界です。
HTMLやCGI、PHPやJava scriptといったプログラム言語をいくら勉強しても、検索されるのは文章であり言葉です。理系の技術も大事ですが、もっと大事なのは文章を書く力=「国語力」であると認識すべきです。SEO対策の冒頭で、「文系向きの仕事だと私は思っています」と書いたのはこの事を指しているのです。
国語力を磨けと言われても戸惑う方も多いはずです。
私も国語力には自信がある訳ではありません。が、心がけている事があります。以下の3つです。
1)常にキーワードを意識する
同じキーワードを沢山書くと言うことではありません。書き過ぎはかえってマイナスになりますので自然な文章を心がけます。理想はMETAタグに書き込んだキーワードがそれぞれ5回以上、10回以内書かれれていれば良いと思いますが、無理に書くと不自然な文章になりますから、無理はしないことです。このページを例に取りますと、SEO,アクセスアップなどのキーワードを意識していますので、それらがそれぞれ書かれています。
2)サイト全体のTEXT(文章)量は多い方が良い
先にインターネットはテキストの世界だと言いました。文章の量が多いと云うことは検索される機会が多い事を意味します。しかし、多くの文章を書くには地味な努力が必要です。それに、1つのページに多くの文章を書くと閲覧者が読みにくかったり、デザイン性が失われる欠点もあります。この辺は、テーマ毎にページを作って閲覧者が飽きないようにするとか、画像をうまく利用するなどの工夫も必要になるでしょう。但し、テキスト量を多くと云っても、言葉=キーワードの羅列など意味の無い文章は書かないことです。
3)洗練された文章より思いのこもった文章
ホームページ作成業者にページを作って貰っている方もいらしゃるはずです。業者は綺麗な言葉や洗練された言葉を書きます。しかし本来ならば、そのページの内容=書きたいことは依頼した方(又は会社)が一番良く表現出来るはずなのです。業者の書いた文章を閲覧者が見たときに業者の書いた言葉、文章は本当に閲覧者に伝わるのでしょうか。私はNOだと思います。本当に伝えたい文章は例え洗練されていなくとも、「思いを込めて自分で書く」べきだと思います。
白の背景のページに白文字で文字を書いても人間には見えませんが、ロボットには見えます。これを利用して人気のキーワードなどをページ内に大量に書き込む行為は悪質なスパムと見なされます。
私は以前にこの方法をやっているSEO業者を見ましたが、とんでもないことです。こんな方法でクライアントからお金を取るなどは言語道断です。
この方法は、CSSや<noframes>、<noscript>で指定しても同じです。
クローキングとは、訪問者が人間か検索エンジン(ロボット)かを識別して、検索エンジンには人間とは異なる内容のページを見せる手法のことです。この行為はGoogleではスパムと判断され、検索エンジンからインデックスの削除対象となります。
クローキングの是非については賛否両論ですが、検索エンジンの立場で考えれば、この行為はエンジンを騙そうとしていると映るでしょう。やはり、お奨めできない方法だと思います。
indexとは索引のことです。
索引ですから、そのページからサイト内の各カテゴリのページに直接行けるようになっていることが望ましいのです。本の目次ページのようなイメージです。ですから、indexページ(TOPページ)に以下のような作り方はしない方が賢明です。
1)indexページにENTERなどの入り口だけがあるようなつくり方
2)indexページに画像や動画(Flashなど)が多用され、サイトの中身についてのテキスト(文字)情報が極端に少ないような作り方(画像、Flashが良くないと言っている訳ではありません)
3)indexページから各カテゴリへのサイト内リンクが無いような作り方
indexページを作ったら、それをコピーして各ページを作れば統一感もあり、サイト内リンクもうまくいきますが、デザイン性の問題は別にあります。当サイトの作り方を例にとってご紹介してみます。
サイトのindexページからFlashなどを取ったものを「標準ページ」として用意します。いわゆる「ひな型」です。
このページにカテゴリ別に別名の名前を付けていきます。こうすれば、ナビ部分が全て同じで本文部分が違うページがいくらでも作れます。
カテゴリ内での各ページへのリンクも同様で、下記のように上部にリンクナビが付いたページを1枚用意(ひな型)して、別名でコピーしていきます。
上記のようにすれば、アクセシビリティの良いサイトが意外と簡単に構築出来ます。サイトを作る前にどのようなページ(カテゴリ)構成にするかを紙にでも書いて、よく検討してから作り始めることが大切です。